Q
A
膀胱がん・尿路結石・膀胱炎などの可能性があります。
中でも膀胱がんの場合、次に血尿が出るのは数ヶ月から1年先で、その間にがんが大きくなってしまいます。1回でも血尿が出たら、すぐに泌尿器科を受診して検査を受けてください。
Q
A
急性尿道炎でしょう。最近そういう方が多いです。セックスだけではなく、口での行為でも移ります。検査は尿を出していただくだけです。薬や注射で治ります。
Q
A
奥さんがクラミジアでも約半数の男性はかかっていないこともあります。尿検査でわかりますので、泌尿器科を受診してください。
Q
A
右の尿管結石だと思います。尿管結石は世の中の痛みの中で、最も痛いとも言われています。痛みのために嘔吐したり、具合が悪くなったりします。体外衝撃波で結石を割る治療が非常に有効です。
Q
A
血尿は泌尿器科でよくみる症状です。検診で見つかった、いわゆる顕微鏡的血尿(目で見ても赤くない)の場合は、検査でがんなどが見つかる確率はせいぜい1%くらいです。あまり心配なさらないで良いと思いますが、がん以外の病気の場合もありますので、一度検査を受けてください。
Q
A
前立腺がんは、上皇陛下のご病気以来有名になりました。アメリカでは男性のがんで一番多いがんなのです。日本でも男性のがんの一位になりました。検査はまず血液検査をして、PSAというものを計測します(最近は住民検診でも行うようです)。触診や超音波検査で調べます。がんが疑われる場合は、組織検査(前立腺生検)を行うことになります。
Q
A
夜間にいつも2回以上排尿に起きるとしたら、やはり検査を受けられた方が良いでしょう。男性の方は55歳以上では前立腺肥大症がまず考えられます。がんでない事をまず確かめてから、主に薬で治療します。もちろん治療法は他にも色々あります。
Q
A
確かに、2~3歳になる前のアトピー性皮膚炎の子供の中には、卵・牛乳・大豆などで症状が悪くなる子もいます。まだその位の年令では、消化機能が未発達であるためと考えられています。
しかし、3歳以降になると減ってきますし、多くのアトピー性皮膚炎では、原因が食事だけではありません。特定の食物を食べると喘息や蕁麻疹のような症状が出る人はともかく、アトピー性皮膚炎のみでやたらと食事制限をするのはおすすめできません。
適切な検査と注意が必要です。
Q
A
にきびは男女とも思春期前後になって、性ホルモンの分泌が盛んになるとでき始める立派な「病気」です。
軽い状態なら丁寧な洗顔、スキンケアで改善しますが、赤や黄色のにきびは感染を伴っているサインなので、治療した方がいいでしょう。また、過度の洗顔はむしろにきびを増やす事もあるので、「丁寧な泡洗顔を1日2回」を心得てください。
民間療法や市販のにきび用洗顔料などがかえってにきびを悪くしている事もありますので お気軽にご相談ください。
Q
A
典型的な蕁麻疹(じんましん)の症状です。
「蕁麻疹です。原因を調べてください」と来院される方がよくおいでですが 採血その他で原因がわかることはむしろ少なく、症状を抑える治療が主体になります。
お子様の場合は、風邪などウイルス感染のあとに起こる事が比較的多いです。
自宅でなかなかひかない場合、早めの受診をお勧めします。
Q
A
火傷の初期治療は、「まず冷やす事・水ぶくれは破らない事・感染させない事」です。
十分冷やしてから、できるだけ早く皮膚科を受診しましょう。程度の差こそあれ、火傷している皮膚は感染に対して抵抗力が落ちています。
民間療法で使うようなアロエ・ミソ・醤油などは必ずしも清潔とはいえず、むしろ皮膚感染症を起こしてしまう可能性が高いので避けた方がいいでしょう。
Q
A
女性の手の湿疹(主婦湿疹)は、食器洗い等の水仕事で手の脂分が減って、皮膚表面の保護機能(バリア)が低下したところに、洗剤などでかぶれを起こした状態です。おっしゃるようにバリア機能の回復の為に保湿剤を、かぶれ(接触皮膚炎)の治療の為にステロイドを使います。
ステロイドには誤解が多いのですが、皮膚に蓄積したりはしませんし、適切に使用すればとても安全性の高い薬です。治療でいい状態になれば、保湿剤と水仕事の工夫だけでその状態を保つ事が可能かもしれません。
Q
A
ある種の薬では、皮膚が乾燥したり赤くなることがあります。
塗り始めて1週間くらいでヒリヒリした感じが出現し、1~2週間続くことが多いです。
Q
A
脂肪分を多く含む食品などは控えめにし、糖分を控える事も有効です。
チョコレートやナッツに限らず、特定のものを食べた後に明らかに悪化していると思われる場合は控えたほうが良いでしょう。
Q
A
副作用を強く感じる時には使用を中止し、その状態で受診してください。
乾燥しやすい為保湿を心がけ、日焼け止めを使用してください。
また、泡洗顔を1日2回やさしく行いましょう。
睡眠を十分にとる、ストレスを発散する、バランスの良い食事をとる、にきびを潰したり触ったりしないようにする、便秘を解消する、油性の化粧品をさけることも有効です。
Q
A
一緒に使っても構いませんが、化粧品などはノンコメドジェニック製品を選ぶと良いでしょう。
※ノンコメドジェニックとは、にきびが出来にくいことを確認している化粧品です。
Q
A
鼻の下だからといって特別な方法はありませんが、傷になると治りにくい場所ですので、あまり触らないようにしてください。
Q
A
1日3食規則正しい食生活を心がけ、バランスの良い食事をしましょう。
ビタミンや食物繊維が豊富な緑黄色野菜をとりましょう。
Q
A
同じです。
Q
A
思春期のにきびは性ホルモンの働きが活発になり、皮脂の分泌が増加して毛穴が詰まることから始まります。
大人にきびは様々な原因があります。
月経前ストレス・ホルモンバランスの乱れ・便秘・ドライスキン・皮膚バリアの機能低下・間違ったスキンケア・不規則な生活などが大人にきびの原因になってきます。
若い頃のにきびは額や頬など、顔から上に出る傾向があり、歳とともに顔の下の部分、顎やフェイスラインに下がっていきます。
また、若い頃は赤や黄色の感染にきびが多く、歳とともにくすんだ乾燥したにきびが多くなります。
治療は基本同じですが、睡眠不足や生理不順は積極的に治していきましょう。
Q
A
女性ホルモンのバランスを整えるためには、ホルモンをコントロールしている「脳」を十分に休める必要があります。
ホルモンバランスを整えるためにも、しっかりと睡眠をとるように心がけましょう。
生理前の時期は皮脂量が増えるため、油分を控えた食事がおすすめです。
緑黄色野菜やレバー・魚・ビタミンB6・ビタミンCなどを積極的にとりましょう。
体が冷えるとホルモンバランスが乱れるため、お風呂でゆっくりと体を温めて、リラックスすることも必要です。