ジェネリックという選択肢|三重県四日市市の泌尿器科・皮膚科「やましたクリニック」

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ジェネリックという選択肢

雨は少ないですが蒸し暑い日が続きますね。風邪も流行っているようです。

さて、先だって四月に政府は

「後発医薬品の数量シェアを現在の39.9%から、平成30年3月までに60%にする」

という目標を発表しました。これで医療費のさらなる削減を、というわけです。

僕たちが目にする薬は病院で処方される「医療用医薬品」と処方箋がなくても薬局で買える「一般医薬品」があります。
今回の話は前者、「病院の処方箋がないと手に入らない薬」です。

医療用医薬品(以後「医薬品」とします)は製薬会社が創薬した「先発医薬品」が当然ながらまずあるわけですが、数年たって法律上特許が切れると、ほかのメーカーも「同様の」薬=「後発医薬品=ジェネリック」を作ってもよくなる。
当然開発費がかからない分安く作れますよね。
そういう仕組みで政府は「効果が同じなら安い薬をどんどん使ってもらって医療費を削減しよう」と考えるわけです。

昔は 薬の特許が切れるといろんなメーカーからゾロゾロ出てくる薬、通称「ゾロ品」と言われて、言ってみれば「安かろう悪かろう」的なものも少なくなかったと聞きます。
しかし現在は国の基準もしっかりしてきており、少なくとも「同等の」効果が期待できることが多いと思います。

ただし、「主成分」は同じでも添加物や製法が異なることから時に血中濃度が安定しない、軟膏なら塗り心地や刺激が違う、などの指摘もあり「全く同じ」といいきれません(一部に例外あり)。

僕は新しくジェネリック(後発医薬品)が出て、それを処方する場合、できるだけ上記の説明をして
「効果が怪しかったり副反応が疑われる場合は中止や減量を、場合によっては連絡してください。薬局でも当院でも結構です。」と説明します。

薬局で「後発品がありますがいかがですか」と尋ねられたら、薬剤師さんの説明を訊くのも大事だと思います。